月一回の四日市は相変わらず車優先

 

小生、月一回は病院通いのためかつての居住地四日市に通っている。

四日市のマナーのひどさは相変わらずであった。

 

なぜそんなにひどいかというと、あまりに車依存が進んでいるために、歩行者の存在が異常に少ないのだ。だから人が歩いているということを予測できないというより、前提ではないのである。みな人の存在をあまり感じずに運転しているのである。だから歩道を横切って店などから出るときも歩道の歩行者に注意を払う車はほぼ皆無だし、なにより車の動きが名古屋に比べてもどこか威圧的に感じるのだ。暴力的ともいうべきか。実際見通しの悪い路地で一時停止側の道路からものすごいスピード感のタイヤ音が聞こえてきたのでさすがにまずいと思ったら、案の定一時停止せずに猛スピードで曲がっていった。まさにキチガイ。反対から車が来ていたら確実にぶつかっていただろう。しかしそんなキチガイなどゴロゴロしているのが四日市である。

 

 

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ここは以前から路側帯妨害、歩行者妨害が常態化している。対向車に気を遣うあまり歩行者への配慮が飛んでしまっているのだ。いや、歩行者が歩くということがほとんどないからこうなるのか。こうなるとミラーに当たろうが突破するしかない。

 

 

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国道1号と23号しかない南北の道路の補完のつもりで整備されたのかもしれないが、平日の昼間でさえこの有様だ。何という無駄。確かに平行する内部線では輸送力の貧弱さは否めないが、需要があれば三重交通もバスを走らせるだろう。自分の足で歩くことをやめ、効率の悪いゴムタイヤで無駄なCO2を吐き出し続けて無駄に時間を浪費する。車から降りればとたんに危険な自動車システムの餌食になるリスクを負う。こんな社会がいつまで続くのだろうか。まあ、そんな愚かな町に見切りをつけて引っ越した部分もないわけでもないが。